『ラブライブ!スーパースター!!』のスクールアイドルLiella!の5thライブが2024年1月20日、21日に福岡・北九州の小倉で開催された。
「ここは一体どこっすか~!?」「にしにほんそうごうてんじじょうしんか~ん」
きな子ちゃんのコーレスが長かった… そんな西日本総合展示場新館での開催でした。駅から近いのでDay1は雨が降っていたもののすぐ辿り着けた。
ちなみに現地参戦はDay1のみ。Day2は配信参加。
そして、初の福岡でした(厳密に言うと福岡空港利用のためバスで通過のみ)。ほとんど観光はできなかったが、ラーメンやうどんは美味しかったし、また行きたい(お金はない)。
【ネタバレ注意】ライブ感想
以下、セトリや演出等のネタバレが含まれます。知りたくない方は他のページにご移動ください。
ということで感想。なお、考察とか深掘りは一切できない。あらかじめご留意いただきたい。
セトリは予想外な流れ 終始サプライズ!
この5thライブでは、2・3期生加入以降では披露されてこなかった、1期生5人時代の楽曲が解禁された。
といっても、解禁自体はライブ前に公開されたスペシャルムービーの中で示唆されている。
アニメ1期の頃からスーパースター、Liella!を追っている身としては、ついに聴くことができるんだ…と期待の気持ちが大きかった(ライブの現地参加自体は4thが初で、それ以前は配信での視聴だったので、1st現地に行っていた勢とは心持ちが異なるかもしれない)。
というわけで、ワクワクしながらもそんなに驚きはしないかなと考えていた。
そんなことは、なかった。
なぜなら、1曲目からStarlight Prologueが披露されたからだ。
アニメ1期最終話、Liella!が東京予選の決勝で敗退してしまうという、ある意味で締めのような位置づけの曲という印象があったというのもあるし、
1曲目はアニメOPが来るのではないかと予想していたこともあって、この時点で「きょうのライブ、もう分からないぞ」と思わせてくれる選曲だった(Liella!のアニメに準拠していないライブが予想つかないのは2nd、4thでも同様なんだけどね)。
そんなスタプロもタイトルの通りプロローグ、Liella!の始まりの曲の一つともいえるので、それをこの11人でのパフォーマンスが解禁されるタイミングで1曲目に持ってきたというのは、1期生5人の思いが受け継がれているような印象を受けるし、真っ白な新衣装も新しい思い出色に染めていくという意志の現れなのかなあと、たった今想像した。
Liella!って始まりの曲多いですね。それだけ新たなLiella!に立ち会えている、ということなんだろうか。
2曲目はMIRACLE NEW STORY。私の大好きな楽曲だ。
11人で披露されたのは初めて(フェスではあったんだっけ?)。コールも含めて楽しい盛り上がる楽曲だし、意外とこの路線の曲がLiella!は少ないような気もするので、貴重だと思う。
(いつの間にかMIRACLE STORYのところもコールするようになっていた…。いつから?)
そして、MCを挟んでの3曲目はTiny Stars。単独ライブでは実に2nd以来?だったかと(昨年の上海のbilibiliで久々に披露されていたが)。いきなり来たので面食らったし、最初、声を上げてしまった。
ついに生でクーカーの歌を聴くことができたのが、まず嬉しい。上記のスペシャルムービーでは、クーカー以外の組み合わせもあり得るかと思ったのですが、久々ということもあったからかアニメ通りだった。やっぱり2人のハーモニーが合っていて、神格化されるのはやむを得ないよなあとは感じた。東京でも組み合わせは変わらないかなと予想しますが、今後は他の組み合わせも聴いてみたいと、個人的には思っている。
4曲目はWelcome to 僕らのセカイ~7曲目の1.2.3!は、1期生から3期生が分かれて披露する形で、それぞれの良さを存分に感じた。
Welcome to 僕らのセカイは4thでも披露されていたので、ちょっと落ち着いて聴いていたが、サビ前にきな子ちゃんが出てくるところで他のメンバーが出てきたのは新要素(後方だったので細かく確認できなかったけど)。今後披露されたときの楽しみになりそう。
5曲目のバイバイしちゃえば!?は2期生Ver.。正直この曲がライブで浴びれただけでも感動だったのだが、2期生Ver.だったので余計にテンションが上がった。2期生の歌って何だかバランスが良いと感じる。四季メイの伸びのある通る声と、きなナッツの可愛くて甘い声(表現が下手)が調和しているのだろうか。
6曲目のBlooming Dance! Dance!は4thの思い出の曲の一つだが、2期生唯一の専用曲ということもあってか、4人のこの曲に対する想いを、パフォーマンスを通じて聴くことができた。4thより完成度が上がっていて、成長を感じた(アニメでも2期生曲来ないかな)。
7曲目は3期生による1.2.3!。ライブ前に「1期生から2期生、3期生を結ぶ」というコンセプトがファンやキャストから出てきていたときに、だとすれば披露されると予想したのがこの曲だった。少人数だろうとも思っていたのだけど、まさか3期生とは。
驚いたのはそれだけでなく、2人のパフォーマンス力。結那は4thのときから(というか3rdから)素晴らしい歌唱力を見せていて、5thではマルガレーテちゃんとの一体感がさらに高まったように感じた。さくちゃんは4thでも初めてとは思えないパフォーマンスだったが、5thではさらに声が出ていて、安定感も増しており、4か月でここまで人って伸びるんだなあと。見習いたい。
そして、8・9曲目は未披露だった1期BD特典曲のStella!とクレッシェンドゆ・ら。正直に言うと私はCDを持っていないので何となく知っていた程度。歌詞をほぼ知らなかったものの、Stella!は4thのHoshizora Monologueを彷彿とさせる印象で、なこちゃんの儚い声が却って合っていた。クレッシェンドゆ・らは可愛らしい振り付けと、くうれんという組み合わせが新鮮。
10~12曲目は各ユニット曲をDay1、Day2日替わりで披露。本公演でセトリが変わった数少ない箇所。ユニットについては別の機会に述べるとして、Dancing Raspberryではさくちゃんの歌唱力が一段と上がっていて二度驚いた。
この後、幕間に入った。今回のライブは幕間が少なかったのであっという間感が強かった。
怒涛に次ぐ怒涛!
13~15曲目は新曲のFANTASTiCからDay1、ノンフィクション!!と続いた。Day1、ノンフィクション!!の流れは5人時代を思い出すもので、11人のノンフィクション!!はすみれのセンターとしての迫力がまして圧巻だった。
確かこの辺はトロッコが11台出動していて、「こんな一杯用意できるんだ…」と思いながら、すぐ近くを通るキャストの皆さんを見上げていた。福岡公演はLiella! Club先行で申し込んだため席は後方だったのだが、トロッコを最前で見られたので満足感は高かった。あまりに近すぎて目は合わなかったけれど、下から見ても可愛いんだなという認識を得られた。
MCを挟んでの16曲目はJump Into the New World。11人の始まりの曲。17曲目はSing!Shime!Smile!。Liella!9人のマルガレーテちゃんに対する答えの曲(?)。18曲目のWish SongはLiella!5人終結後、初の曲。Liella!の節目節目の曲が続いて情緒がよく分からなくなる流れだった。
S!S!S!に関しては途中9人が繋いでいく振り付けが、11人になったことでスピードが速まり、ペースが変わっているのが若干気になったものの、名曲であることに疑いの余地はなかった。
Wish Songの直前には瞬きの先へが少し流れ、1stの記憶を蘇らせた。個人的にWish Songはアニメよりもライブの方で好きになった曲だったこともあり、ついに生で聴けて感動しかなかった。歌割りや振り付けも不満はなく、2期生・3期生が上段にいる1期生を見上げ、反対に1期生が2期生・3期生を見守るような演出も感動を強める動機となった。
19曲目は満を持してシェキラ☆☆☆。歌もダンスもすべてが高次元で11人揃ったLiella!の集大成を表現するのに十分な最高の楽曲だ。この曲がオリコンCD売上ランキング週間1位になったのは必然だと思う。まだまだ魅力を把握しきれていない気がするので、東京公演ではじっくり見たいところ(見られるかな?)。
容赦ないアンコール!
ここからがアンコール。セトリはDay1とDay2で基本的な流れは共通で、ユニット曲とアンコールくらい。このアンコールの破壊力が凄まじかった。
何と言っても最初に来たのがSTART True dreams。
来るだろうとは予想しつつも、この曲が聴けたことには嬉しさしかない。私がLiella!にハマった要因はアニメ1期とキャストの生放送なのだが、それを決定づけたのは1stライブの群馬公演Day1(配信)。その1曲目がスタドリ。噛み締めながら、ただただ周りに合わせてコールしていた。これを11人でやったことで、改めてLiella!が大きくなったんだなあと実感した。
その後のトゥビコンとUNIVERSE!!は安定。EDは未来は風のように。1stの曲を11人でやってきた5thライブ。曲が1期生から2期生、3期生へと受け継がれていくその瞬間に立ち会えたことには喜びしかなく、1st現地に参加できなかった身としても大満足なライブとなった。
Day2ではスタドリがWE WILL!!、トゥビコンがキラーキューン☆に。これは東京で聴けるだろうか。
(キラーキューン☆はリスアニLIVE2024で回収。やっぱり最高に楽しいね!)
おしまいに
ということで、薄味なライブ感想でした。やっぱり考察ができないと、取り留めのない感じになるということがよく分かる。雰囲気が伝わってれば幸い…かな。もう少し表現豊かな文章が書けるように精進します。
とにもかくにも東京が楽しみ。セトリは変わるのだろうか。これまでのライブから察すると、2、3曲程度は変わるはず(BD曲あたり?)。私は現地参加で、Day1だけ最速先行で当選、Day2は一般先着の立見席。Day2千秋楽は行けないかと思っていたので、取れたときには手が震えていた。何かしらの発表もあるだろうし、期待期待。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
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