【2024年1月】iPhone 15 Proを買って気づいた、スマホの選び方

2023年10月にiPhone 15 Proを手に入れてから2か月余り。総じて不満は少ないが、気になる点も散見されるので、簡単に感想を述べる。

また、今回はAndroidスマホからiPhoneへの乗り換えになった。そこで気づいたiPhoneとAndroid(端末)の違いや、どの端末を選べば幸せなスマホライフを送れるのか考察しようと思う。

目次

iPhone 15の感想

まずは最新のiPhoneであるiPhone 15 Proを3か月ほど使ったので、簡単な感想を述べる。

良かったところ
  • 快適なスペック
  • ハイエンド機としては比較的サイズ・重さ抑えめ
気になるところ
  • すべての機能を使いこなせない
  • アクションボタン・Dynamic Islandなど最近になって搭載された機能は、あまり使わない

良かったところ|総じて80点は取れている良いスマホ

まず、快適なスペックとざっくり書いているが、具体的には

  • A17 Proチップにより、アプリの動作が快適
  • 画面が明るい
  • USB-C採用により、他の機器とケーブルが共通化
  • 写真は十分キレイに撮れる
  • バッテリー持ちはそこそこだが悪くはない

こんな感じ。とくに上から3点までは全く不満がない。

USB-Cに関しては、ようやくもようやくだし筆者自身がAndroid (Pixel) に乗り換えた理由の一つなので今更感は否めないものの、素直に喜ばしい進化だ。

写真やバッテリー持ちは使い方によって微妙な面もあり、劣っているという人もいるだろうが、総じて80点は取れている良機種というのが現時点の評価である。

その評価に拍車をかけているのが本体のサイズ感と重量だろう。本体サイズ自体は14 Proとほぼ変わらず決してコンパクトではないかもしれないが、そもそもハイエンド級のスマホで6.1インチという画面サイズは少ない。その上、ベゼル幅が狭くなったことで幅が1mm小さくなった。重量は187g、フレームもステンレス製からチタン製になったことで20g近く軽くなった。以前13 Pro (203g) を触ったときには明らかな重さを体感したのに比べると負担は確実にラクになっている。

ただし、187gは軽い部類ではないので注意が必要…

気になるところ|スマホの使い方を本質から変えるような機能は追加されていない?

気になるところは、すべての機能を使いこなせていないという点だ。

とりわけiPhone 15 Proは標準モデルとは異なり望遠レンズやLiDARスキャナ、アクションボタンなどPro限定の要素が備わっている。望遠レンズについては写真・動画撮影で恩恵を受ける人もいるだろう。LiDARスキャナは部屋全体など周囲をスキャンして3Dモデルとして保存できる面白い要素である。ただ、思ったより使い所が難しく、なかなか使いこなせていない。一般的に活用されるシーンは極めて限られている。その他、ProではRAW撮影も可能であるが、やはり一般向けではない。

アクションボタンは15 Proから搭載された新機軸。現状はカメラ起動に設定しており、サイレントモード切り替え専用だったスイッチよりは便利になった。iPhoneの使い方に劇的な変化をもたらしているとはいえないのが微妙な点。

そして、14 Proで初搭載されたDynamic Island。15では標準モデルにも採用された。これも上部に別アプリの情報が表示され、2つのアプリの分割画面表示ができないiPhoneが使いやすくなると期待したが、そこまでではなかった。そもそもアプリ側が対応しておらず、表示される情報量も限られるため、なくても困らない機能になってしまっている。

近年は上位モデルを「Pro」と銘打って、一部のプロに向けた機能を標準モデルより先に搭載するという流れが続いている。結局のところ、一般人でも体感できる劇的な進化、革新的な機能は残されていないのだろう。

では、どんなスマホを選べばいい?

そうなると、スマホ選びの基準はどうなるのだろうか。

iPhoneのProモデルや、Androidの高性能スマホを買えば間違いないのだが、軒並み高価であり容易に選択できるものではない。

その中で一つの答えは、iPhoneの標準モデル、あるいはiPhone SEだろう。つまらない答えではあるが、結局のところiPhoneに使い慣れた方に間違いないのはこれらであり、2024年初頭でいえばiPhone 15(大画面が良ければiPhone 15 Plus)、iPhone SE(第3世代)ということになる。iPhone 14でもスペック的には問題ないが、長く使うことを想定すると、端子がUSB-Cで最新の15をオススメする(価格差にもよるけど…)。iPhone SEはスマホを最低限しか使わない人向け。バッテリー持ちやゲーム性能、カメラ体験、動画視聴体験を少しでも重視するのならばiPhone 15、14にすべき。

ではAndroid端末はいかがだろうか。

選択肢が多いので絞るのは難しいが、コスパという点で言えば筆者自身が使ってきた中ではGalaxy、Pixelあたりがオススメ。GalaxyではS23Pixelは8がバランスがとれている。どちらも10万円以上でiPhoneと差は少ないことから、iPhoneによっぽどの不満がないとか、Androidを使いたいという熱意がないのであれば乗り換えるほどではない。もちろんこれより安い機種はあるものの、そちらは性能面で不満を持つ可能性が高い。強いて言えばPixel 7aAQUOS Sense 8は6~7万円前後でそこそこの性能を持っており、悪くない。

いずれにせよ、2024年1月現在では最低でも6万円程度の予算は必要であることに留意してほしい。6万円以下でも使える端末はあるにはあると思われるのだが、きちんと調べて選択できる人でないと失敗の可能性があるのと、筆者が使ったことのあるスマホが限られていることから割愛する。

なお、ストレージ容量は使い方により異なるが、長く使うなら最低128GB、余裕を持って256GBは必要だろう。現状ストレージがいっぱいの場合は、その倍以上のストレージは確保すべし。

まとめ|どのスマホを選ぶべき?

iPhoneのProモデルやAndroidのハイエンド端末は大半の人にとって無用の長物となる。

というわけで、2024年1月時点でのオススメスマホは以下の通り。

iPhone

  • iPhone 15(標準モデル)
  • iPhone SE(第3世代)

Android端末

  • Galaxy S23(標準モデル)
  • Pixel 8
  • Pixel 7a
  • AQUOS Sense 8

この中から選べば間違いありません。

以上です。ありがとうございました!

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この記事を書いた人

ガジェット・家電が大好き。PCを通じて将来の夢や目標を持つようになり、ガジェットの魅力を伝えようと日々邁進。ガジェットによって人生を豊かにできるということを誰か一人でも伝えられたらと思っています。ゲームやテレビ番組、アニメも好きで、今は「ラブライブ!スーパースター!!」・Liella!推し。

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